【事故】PCA給与8 Ver2.00 リビジョン4.41

 使用している業務アプリケーションの不具合報告。

 うちで使用しているのは、掲題のPCA給与8 Ver2.00 for SQL with 5クライアント(長ッw)なんですが、事故報告(不具合報告)です。

 賞与の所得税は、「扶養人数」と「前月分の社会保険料控除後の給与の額」から税率が決まる(前月に給与の支払いのない場合は、別の計算をします。)のですが、このPCA給与は、年初の給与(1月分給与)より先に賞与があると(あるいは年初の給与と賞与が同時の場合)、税率を自動で計算してくれないよう(PCAのサポートに確認済み)です。
 この場合、昨年12月の各人の社会保険料控除後の給与の金額を調べて、さらに扶養人数も調べて、賞与の源泉徴収税率表から税率を調べて、その税率を手入力しないといけないそうだ。Marvelous!!! ちょっとびっくりな仕様ですね。使いものならないじゃんw


 ちなみにうちでは、いまだに1つ前のバージョンを使っているのですが、最新版のPCA給与9V.2 R7forSQLwith SQL5クライアントでも同様だそうです。1月にいきなり賞与がもらえるってことは、そうそうないのでしょうけど、これは何とかして欲しいぞ。ちなみに毎年63,000円サポート料払ってんですけど。早急に何とかして欲しいけど、旧バージョンだしなんともならんのだろうなぁ。
 PCAに限らず、業務アプリケーションはサポート料金は高い(ちなみにうちのは5クライアントバージョンなので、アプリケーション本体価格もビックリするほど高い!)けれど、仕様の改善とかはなおざり、ということが良くあります。
弥生給与のAmazonのカスタマーレビューにもそのようなことが書かれているので、どのメーカーも似たり寄ったりなのでしょうね。
 昔の日本ならこんなことはなかったけどね。生産現場でも改善改善、万一客からクレームが来ようものなら即座に対応。この繰り返しで世界一の工業立国になったのに、改善のために金型を新規に起こす必要すらないソフトウェア業界がこんな状況。半導体も液晶も、リチウム電池も、新興国にバンバン追い抜かれていって当然だよ。


 というわけで、PCA給与をお使いの方。以上のような仕様だそうですのでご注意くださいませ。






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