祝! 西山慶樹、完全復活。

 昨日のパイオニア戦第4セット。WS千葉智枝美選手にアクシデント発生。けれども、JTマーヴェラスには交代要員がおらず・・・ チエミは痛みをこらえてがんばりましたけど、満足なジャンプはできず、結果は無念のフルセット負け。

 今日の東レ戦は、メンツが揃わず不戦敗?の雰囲気も漂いましたが、開場時にフォレスト君に話していたとおり、チエミがリベロ(かなり無理してると思います。昨日の試合後は歩けませんでしたから。)、そして西山慶樹がWSとしてスタメン出場。
 というわけで、今日は慶樹専属カメラマン決定。試合内容は、JT公式あたりをご参考に。

 第1セット、第2セットは慶樹のスパイクがよく決まり、決定率は50%を遥かにオーバーしていたでしょう。が、第3セット後半からつかまりだします。慶樹のせいでもあるけど、セットを重ねるとカイのトスがブレだすというのもあるのかな。
 慶樹を後ろから見守る石原監督も面白かった。慶樹にトスが上がり、客席からは「行け〜ッッッッッッッッッ!」の大歓声。それを慶樹がフェイントした途端、石ちゃんは両手を万歳してプラトーン状態。そして頭をかかえる。でも、慶樹は、そのフェイントを拾われて返されたボールを今度はツーで打ち返したのよね。見事な得点。慶樹えらい!

 結局、フルセットの死闘及ばず、22-25、18-25、26-24、25-12、15-13で逆転負け。ストレート勝ちできた試合を負けてしまうんだから、今のJT若手は重症です。

 コンディション不良の中、戦い切った慶樹には合格点をあげたいけれど、サーブレシーブとかいろいろ課題も見つかったかな。サーブレシーブには自信を持っていたはずなんだけど、今回のリベロとしての実績、そしてレフトエースとしてスタメンを飾りながら40.5%に終わったサーブレシーブ成功率で、「まだまだ」の感を深めたでしょう。
 課題は1つ1つ克服していかないとしようがないよ。がんばれ、慶樹!
 勝った東レは、アリサが20得点/50打数で決定率40%。サキが12得点/51打数。スパイク50本超えはこの2人で、カオが17得点/41打数で決定率41.5%でした。MBのメイを含め、まんべんなく得点している感じかな。
 一方のJTは、慶樹が19得点/51打数で50本超えは慶樹だけ。シンが15/41、リエが11/32でした。慶樹はブロックも4得点と孤軍奮闘。ま、今までただ飯食ってたからな〜。そろそろお返ししないとね。
 というわけで、長らく翼をもがれていた慶樹ですが、ようやく新しい翼が届いたようです。おめでとう!

西山慶樹
第1セットは慶樹の強打が面白いように決まる。

西山慶樹
フェイントも慣れたもの。

西山慶樹
うほほ〜い!

西山慶樹
なんか、楽しい! すっごい楽しい!

西山慶樹
サーブでもノータッチエースを奪う。

西山慶樹
サーブミス1本はご愛嬌。

西山慶樹

JTマーヴェラス

西山慶樹
第5セット13-14で東レのマッチポイント。カイは慶樹に託すも・・・

西山慶樹
仲間がフォローしてくれたボールを拾えず

西山慶樹
慶樹の夏、終わる・・・

 試合後、かなり長い時間、泣いている慶樹。慶樹の涙を見るのは何度目だろ? 結果はついてこなかったけど、悔し涙にくれることになったけど、慶樹がこの場に立てたことが、そしてフルセット戦い切れたことがファンとしては一番嬉しかった。ありがとう、慶樹。

 出待ちでは、お姉ちゃん&パパを見つけ、足早に近づく慶樹。二人の前で足をバタバタさせて悔しがる。この瞬間、近くにいたファンはハートを鷲掴みにされたはず(^^)

 家族に復帰の報告が終わったあとの慶樹と、おいらも少しだけ話したけど、慶樹の話は、

1.「お腹へったぁ〜」

2.「全部食べます!」

3.「まだ痛いですぅ〜」

でした。試合後の涙も乾き、笑顔の慶樹。夏は終わったけど、復活した慶樹は始まったばかり。

 アイやリエ、チエミにさらにチエちゃんまでやって来たJTマーヴェラス。レギュラー獲得は、ほんとうに厳しいと思うけど、ようやく挑戦できるスタートラインに立てたわけだから。あとはどんどん高いところ目指して、駆け上がっていってほしいぞ、新しい翼で!

 慶樹専属カメラマンだったので、慶樹の写真しかないんですが、その他の写真はこちらです。


デル株式会社
 iTunes Store(Japan)
チューリッヒ保険
グリコネットショップ



blog comments powered by Disqus
inserted by FC2 system