2009WGP 日本 vs プエルトリコ
2009WGP 日本 vs プエルトリコ |
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ポーランドラウンド3連敗から、大阪に帰ってきた全日本女子バレーボールチーム。地元凱旋&TV中継もゴールデンだけに、負けるわけにはいきま せん。
初戦の相手はキューバの代わりに出てきたプエルトリコ。キューバの高さ&パワーはないだろうし、プレーの雑さと集中力のもたなさ、ミスの多さはキューバと似たようなものと思われるので、そのあたりで何とか勝機を見いだしたいところ。
和やかに記念撮影も終わり、
お、坂下シン、スタメン???
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
プエルトリコのサーブから試合開始。竹下佳江選手(テン)は、いきなり坂下麻衣子選手(シン)にトス。それをシンが見事に決めて日本先制で幸先良くスタート。地元開催だけに、 よけい緊張しそうな感じだけど、さすが坂下。
その後、プエルトリコのブロックを食らうシーンがあるも、ブロックのはじいたボールを飛びついてフォローするなど、身体を動かしながら徐々に調 子を上げていく坂下シン。
1回目、2回目ともTTをプエルトリコに取られるも、ここから竹下テンが連続サービスエース。さらにはテンのディグがそのまま相手コートに落 ち、テンのバックアタックが記録される。しかも2回も・・・ 神がかってるよ、テン。
その後、相手のサーブミスやら運のいい得点やらでなんとか第1セットを先取。
第2セットもラリーから坂下シンが決めて、日本先制で始まる。その後一進一退の流れから木村沙織がブロックを決める。ここでサーバーは坂下シ ン。シンのサーブはエースとなるも、その後日本にもミスが出て、TTは8−7でプエルトリコに取られる。
13−13の同点からサーバーはまたしても坂下シン。そのサーブがエースとなり日本逆転。
これで波に乗ったか、シンが連続して見事なつなぎを見せ点差を広げる。さらには木村沙織選手のブロックが飛び出し、日本初めてTTを取る。
その後も、右から左からと坂下シンは大活躍。日本ペースで試合は進み、最後は栗原恵選手のブロックで日本第2セットもゲット。
2セット連取した全日本。ただし、ここまでで気になる点が1つ。シンはテンのトスはよく決めているが、エリカやリョウの上げたトスは1つも決め ていない・・・
第3セット。プエルトリコのサーブミスで日本1−0。続いてラリーからテンがライトのシンに上げ、日本2点目。
少々もたつきながらもTTを取る。テンの抜群のトスワーク。坂下の強打、サービスエース、木村沙織のバックアタック&サービスエースでそのまま 2回目のTT。
TT明けにもサオリンがバックアタックを決め、ようやくサオリン復調か。ブロックはかなり良かったんだけどね。
ここで庄司夕起選手に代え、岡野弘子選手がピンチサーバー。相手のキャッチが崩れ、チャンスボールを荒木絵里香選手がブロードで決める。決めたのはエリカなんだ けど、エリカ以上に喜んでるシン。
そのあと、岡野ヒロのサービスエースが飛び出し、日本イケイケ。シンとヒロのスーパーディグも飛び出し、最後は相手のサーブミスで3セット連取。気がつけば、ストレートで日本が勝利しました。
ヒロインインタビューはもちろんこの人。「どんなトスでもしっかり打ちきって、ポイントが取れるようにがんばります!」って言ってましたが、テン以外のトスでノーポイントなのは、本人も分かってるんでしょうね、きっと。
エリカはスパイクは良かったけど、ブロックが出なかったのがちょっと辛いかも。そのぶん、今日は沙織がブロックがんばってましたけど。
でも、なんだかんだ言って、テンのディグと連続サービスエース、そして相手ブロッカーを振り切るトス回しで勝利できたようなもの。テンの後継セッターって存在するのか・・・
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