iPhoneで広辞苑を使う(EPWING形式の辞書をiPhoneで使う)

 以前、iPhoneやiPod touch用の辞書Appについての日記を書きました。有名所の日本語辞書Appとしては、広辞苑第六版(8,500円)、大辞林(2,500円)、大辞泉(2,000円)とラインナップ豊富なiPhone Appですが、なかなかいいお値段となっています。私は、デジタル大辞泉が1,000円ジャストの時にダウンロードしましたが、ほかは手が出ず(^^)

 で、先日古いアプリケーションを整理していたら、こんなものが出てきました・・・



 これって、iPhoneにインストールすれば、いきなり辞書充実じゃんw というわけで、さっそく実行。
 これらの辞書はEPWING形式になっていますから、EPWING形式を読み込めるiPhone Appが必要になります。探してみた結果、フリーも含めて色々見つかりました。

・ EBPocket free(無料)→EBPocket free - hishida
・ EBPocket Professional(600円)→EBPocket Professional - hishida
・ iDict+(230円)→iDict+ - takanobu sano
・ iDic(600円)→iDic - Big Sky Flier

 このうち、おいらが購入したのはiDict+。無料AppのEBPocket freeを試してもよかったんだけど、iDict+は作者が日本人だし、作者による詳細なWebもあるし、ということで選択。値段も230円とお手頃だったしね。
 それでは、iDict+の使い方。
 起動したら、



 Home画面にして、「基本設定」にタッチします。



 そして、「FTPサーバー起動」をタッチ。



 すると、下記のような画面になるので、MacやPCからFTPクライアントソフトを使って、辞書をiPhoneにアップロードします。



 おいらは普段愛用しているFTPクライアントのTransmit iconを使いましたが、Mac・PCともにフリーウェアのFTPクライアントはいくつかあります。お持ちでない方はこの機会に入手されておくのがいいかと。とりあえず一つだけ、フリーウェアのCyberduckにリンクしておきます。



 FTPで辞書をアップロードし終われば、iDict+で使えるはずですが、おいらの場合は、一度iDict+を終了して、再度起動しなおさないと使えませんでした。作者のFAQでは、「辞書グループリセット」で使えるらしいのですけどね。
 その他にも、フォルダ名は半角英数とか、FTPアップロード後のフォルダ名変更ではダメとか、制限がありますからご注意を。



 無事、辞書が登録されたら、何か調べてみましょう。たとえば、「さくら」を検索してみると、



 上記のように、すべての辞書を横断して調べてくれます。これは、ある意味、iPhoneの単体辞書Appより便利ですね。
 広辞苑の「桜」は、こんな感じ。



 というわけで、iDict+おすすめです!

 昔のPCには、広辞苑や大辞林などの辞書CDが必ず付いてきたものですが、それが今でも有効に(というか、当時よりさらに有効に)使えるというのはありがたいですね。まさしくエコ(^^)

 そんなものはとうの昔に捨ててしまった!って方、ヤフオクなどに安く出品されてますよ。広辞苑が1200円くらいみたいですよ。

 それでもやはり、iPhone Appの方がいいとおっしゃる方。

・ 広辞苑第六版─動画・画像・音声付き - ロゴヴィスタ株式会社はこちら→広辞苑第六版─動画・画像・音声付き - ロゴヴィスタ株式会社
・ 大辞林 - 物書堂はこちら→大辞林 - 物書堂
・ デジタル大辞泉 - SHOGAKUKAN INC.はこちら→デジタル大辞泉 - SHOGAKUKAN INC.

です。これはこれで最新版だし、使い勝手もいいし、アリ!だと思います。





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