全日本女子バレーボール 紅白戦(舞洲アリーナ)

菅山かおる
 2006.7.25、舞洲アリーナで行われた全日本女子バレーボールチームの紅白戦を観戦しました。
 紅白戦の前に、全日本選手による中学生へバレーボール教室が行われました。短時間とはいえ、参加した子たちは、いい経験になったでしょう。その後、花束贈呈等のセレモニーが行われ、いよいよ紅白戦開始。

紅組:(背番号順)
大山加奈、竹下佳江、高橋みゆき、宝来眞紀子、杉山祥子、木村沙織、井野亜季子

白組:(背番号順)
板橋恵、菅山かおる、高橋翠、荒木絵里香、嶋田美樹、小山修加、落合真理、石川友紀

という布陣。レギュラーチーム
vs控え組といったところでしょうか? ユウが控えリベロと書くとあちこちから非難囂々の予感(^^)ですが、若いセイに経験を積ませたいという事もあるでしょうし、本番でユウをWSとして使いたいのもかもしれません。WSの数は十分そろっている全日本ですが、決定力という点では少々心許ない&1番栗原恵が骨折で離脱、という状況を考えれば、リベロはセイにまかせ、ユウはライトもレフトもこなせるWSとして使いたい、といったところでしょうか。もっとも、WGP本番でのセイの出来次第ですが。

井野亜季子
 紅白戦は、あくまで紅白戦であって、相撲で言えば、地方巡業(公演)や海外巡業(公演)、大相撲トーナメントといった感じ。相撲が本場所と同じ取り組みではないように、この紅白戦も本番モードはありませんでした。それでも、テンはいつも通り、最後まであきらめずボールを追いかける姿勢を見せてくれましたし、当落線上の選手(WGPまでに2人落ちる)は気合いが入っていました。小中学生の見つめる中、あまり手抜きの試合もできませんし。
 試合は2セット連取でレギュラーチーム紅組が勝利しましたが、第2セット前半は白組がかなりの差を付けてリードしていました。しかし、その差をキープできず、自滅していくところがレギュラー組との大きな差なのでしょう。
 ワールドグランプリ開催まで、あとわずか。全日本の選手のみんなには、怪我なく、良いコンディションで開幕を迎えて欲しいものです。

 写真はリベロのポジション争い中の菅山かおる選手と井野亜季子選手。でも上に書いたとおり、ユウはたぶんスパイカーですね。その他の写真は下記にて↓
http://homepage.mac.com/duke_togo/AJ/PhotoAlbum100.html


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